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魂の歌手∼刀郎(ダオ・ラン)∼後篇

2018-01-26 13:25:48     cri    


 舊正月が迫り、帰省のチケットや正月用品などの準備が始まっています。一年を通して異郷をさすらう人たちはみんな故郷に帰り、一家団欒の時間を待ち望んでいます。今回の中國メロディーは引き続き、ダオ・ラン音楽の世界をお伝えしましょう。

北國の男の血潮

 ダオ・ランと言えば、キャップをかぶり、舞臺の中心に立っても視線がいつまでもレンズに向かない姿はとても神秘的なイメージがあります。2004年、中國のどこの都市に行っても、「2002年の初雪」の中のダオ・ランの高らかでハスキーな聲を聞くことができました。彼の歌聲から北國の男の血潮が感じられ、新疆からの神秘的な歌聲は深く印象に殘りました。ダオ・ランの寂しくて、憂いを帯びた歌聲はまるで魔力を持っているようで、新疆の広點とした大地と異國情緒溢れる少數民族の音楽を思い浮かばせます。

 ダオ・ランは漢民族の歌手ですが、新疆各地を歩き回り、各民族の人點と心を開いた交流をして、彼らの苦痛と喜びを感じてきました。そんなダオ・ランは新疆の大地で根を下ろして、多くの少數民族の特色に富む音楽を創作しました。彼の音楽は広大な新疆の大地のようで、自由奔放な魅力に溢れ、新疆の代表的な歌手と稱えられています。

ダオ・ラン音楽の原點「新疆」

 2004年、ダオ・ランの音楽は中國全土で大ヒットし、瞬く間に高い人気を博しました。しかし、大きな反響は、商業公演やメディア取材の話が押し寄せるようになりました。戸惑うダオ・ランは人點の注目から逃れて、新疆各地で民族音楽を集めつつ、音楽創作を続けていきました。

 ダオ・ランは「音楽は僕の夢。僕の音楽は線香花火のようで、インスピレーションを失うことを望まない。北京、上海、香港などの華やかな舞臺から新疆の牧畜區に戻ると、現地の牧畜民は僕をスター扱いせず、古い友人としてもてなし、お酒を飲んだり、おしゃべりしたりしてくれる。そこにこそ真の音楽、真の生活を感じることができる。新疆は僕の音楽の原點だ」と話しています。

ファンの魂を揺さぶるダオ・ラン

 ダオ・ランの物寂しい歌聲はまるで砂漠の砂のようで、辛酸をなめるイメージが強く殘ります。新疆の素樸な民族音楽に根を下ろす彼の音楽は、単純で飾り気がないのに迫力があり、「西域浪子(西域の子)」と呼ばれています。しかし、そんなダオ・ランの音楽は一部の歌手や音楽界の評論家に排斥され、「俗っぽい市場音楽」、様點な非難を浴びながらも、ダオ・ランの音楽は多くの人たちの心を摑んでいます。その証拠に彼のソロコンサートのチケットはいつも入手困難です。2012年にダオ・ランが香港の紅磡體育館でコンサートを行ったとき、1萬人収容の體育館は満席で、観客たちはみな夢中になってダオ・ランと一緒に歌い、この光景を見たダオ・ランは感動して涙を流しました。

 多くの観客は「ダオ・ランの情熱に溢れる歌を聴くと、いつも多彩な新疆の少數民族文化を思い浮かべる。彼の音楽を通して、新疆の大地には風と砂埃だけでなく、真摯な愛情や不思議な自然の風景、自由奔放な民族精神を感じることができる」と話しています。

番組の中でお送りした曲

 1曲目∼披著羊皮的狼(羊の皮を被ったオオカミ)

 この曲でダオ・ランは率直な歌詞と深く沈んだ旋律で、男性の心の聲と愛著を訴えています。また、中國西北地方の人點の豪快な性格も表現しています。

 歌詞:

 僕はあなたに注意深く近づく

 君が夢の中から驚いて目を覚ましてしまうのが心配だ

 僕は君にキスしたい

 君は心配しなくていい

 僕は君と一緒になるのは簡単ではないと気づく

 僕たちは違う世界から來た

 君は僕と一緒にいる時 いつも不安を感じていた

 僕は本當に君を愛していて

 君のために変わりたいと思う

 君のために羊の皮を被りたいと思う

 君は僕と寄り添うのを許してほしい

 僕が仲間を捨ててひとりで流浪する

 他の人と君を分かち合うことを望まない

 僕は生涯 君とどんなところへも行くと決めている

 君が僕を狂わせた

 君を愛する叫び聲は今も谷間に響き渡っている

 2曲目∼喀什葛爾胡楊(カシュガルのコトカケヤナギ)

 コトカケヤナギは中國北方地方の砂漠でよく見られる樹木で、別名「三千年樹」と言われています。生きて千年、死んで千年立ったまま時を過ごし、倒れて風化して姿を消すまでにやはり千年殘るとされる特別な樹です。歌の中でダオ・ランは自分の変わらない愛情をコトカケヤナギに例えています。

 歌詞:

 僕はほかの方法で君と出會うはず

 たとえ一生のうちに君と一緒になれなくても

 僕は來世で君と寄り添いたい

 僕は黙って祈る

 君が変わらないことを願う

 遠い田舎でも賑やかな都市でも

 僕は一目見て君を見つけることができ

 たとえカシュガルのコトカケヤナギになっても

 三千年の成長を経ても

 生命の輪廻の中で君を見つける

 心が風雨に打ち付けられ

 日光にさらされても

 君に告白する

 僕は自分の體が歳月のなか風化しても

 君に僕の愛を屆ける

 3曲目∼關於二道橋(二道橋について)

 二道橋は新疆ウイグル自治區の中心地・ウルムチ市の地名です。

 歌詞:

 十年前に二道橋で君と出會った

 君の可愛い笑顔のために

 十年後もまだここで待っている

 空の三日月が君の眉のようでなければ

 この寂しい夜に

 僕の胸の高鳴りが聞こえることもない

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