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2月8日 木曜日

2018-02-08 19:31:03     cri    

 一時間目 スマホゲーム「旅かえる」が中國で大人気なワケ

 「ハイウェイ北京-CRI中國情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークは、「小年」およびジャイアントパンダの話題です。

 旬のニュースをお屆けする「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「84.7%の人が自分は『選択困難症候群』であると認識」というニュースをお伝えします。

 また、「中國若者インサイト」では、最近若者の中で大人気となった日本のスマホゲーム「旅かえる」をご紹介します。

 二時間目 中國あれこれ&トゥ族

 「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中國のトレンドや、出來事などをご紹介する「中國あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはトゥ族についてお送りします。

 「中國あれこれ」は、舊正月期間の體重コントロールについての専門機関の提案、中國都市部の通勤交通狀況、2018年の観光業の発展の見通し、中國の人口ボーナスの人材ボーナスへの転化についてお送りします。

 「56の民族、56輪の花」は青海省を主要居住地とする少數民族、トゥ族についてです。トゥ族の主な居住地は青海省互助トゥ族自治県、民和、大通、それに甘粛省の天祝チベット族自治県にも一部住んでいます。2010年の第6次國勢調查で人口は28萬9565人。トゥ語という獨自の言葉がありますが、文字がなく、40年ほど前の1979年に政府が、アルファベットに基づくトゥ語の文字を作り出しましたが、チベット語、漢語の文字を使うのがほとんどです。

 トゥ族はモンゴル族係の民族だといわれ、一部のトゥ族は自らのことをモンゴルと言い、モンゴル族と複數の民族が融合してできた民族とされます。青海省互助県のトゥ族の間では、13世紀にチンギスハーンが率いる遠徵軍が地元に駐屯し、後にそのまま住みついたという話が伝えられています。漢語の史書の中にも、チンギスハーンの遠徵軍が1227年に西寧州の管轄下にある互助県を破ったとの記録があり、この言い伝えが証明され、トゥ族の一部が、モンゴル族の祖先を持つことはほぼ間違いありません。

 トゥ族のほとんどはチベット仏教を信仰します。14世紀にチベット仏教がトゥ族の居住地域に入り、速いペースで普及が進み、數多くの寺院が立てられました。仏教の普及に大いに役立ったお寺は、トゥ族の文化センターともいうべき存在で、數十カ所に建てられており、有名な僧侶が數多く出ていました。

 トゥ族は、青海チベット高原の東部、黃土高原と隣り合う高原地帯に集まり住みます。地元の考古學の調查結果として、トゥ族の先祖は、4世紀前後から刺繍を始めたことが分かり、今日になって1500年以上伝わりました。昔の模様はいまもそのまま殘っているものがあり、文化や歴史を研究する上でも価値があるとされます。よく見られる模様には、太極図の模様、梅、雲、ザクロの花、仏像の模様、それに、スズメ、クジャクの模様などがあります。

 しかし、近年になって、若い世代が刺繍をあまりしなくなり、トゥ族の刺繍は、後継ぎの人があまりいない課題に直面しています。こうした狀況を何とかして改善しようと、地元政府は、無形文化財として認可を申し込んで、2006年に文化省から認められました。

 詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)

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