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皆さんにとって、中國と言えば、何を思い出しますか。このほど、當代中國と世界研究院は北京で、「中國國家イメージグローバル調查報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中國の科學技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中國の高速鉄道で、その次は宇宙探查技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、新しいシリーズ<技術中國>をお屆けします。
2016年8月16日、中國は世界初の量子科學実験衛星「墨子號」の打ち上げに成功しました。これはグローバル化量子通信、宇宙量子物理學、量子引力実験と検証の扉を開き、全面的に世界トップ水準に達したとみられます。<技術中國>、5回目は中國の「墨子(ぼくし)號」量子(りょうし)科學実験衛星にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
量子とは、物理世界で最小の、分割不可能な基本単位で、世界全てが量子で出來ていると言っても過言ではありません。量子には、量子重ね合わせ狀態、「量子もつれ」という奇妙な特性があります。日常生活において、私たちは同時に2ヶ所に姿を現すことができませんが、量子の世界では、ミクロな客體として多くの場所に同時に出現できます。量子もつれとは、もつれ合う2つの量子が心のつながる雙子のように、どれほど遠く離れていても兄の狀態に変化が生じれば、弟の狀態にも同じ変化が生じることになります。量子のこの2種類の特性に対する認識が深まるとともに、実用的な新しい技術も開発されています。量子通信がそのうちの一つ。量子は分割できず、複製できないため、暗號を解除することもできないから、量子物理と情報技術を組み合わせることで、革命的な手段によって情報の暗號化・保存・伝送が可能になり、情報の安全が守られます。
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