中國北京市の警察當局は25日、「乗客と荷物が安全検查を受ける駅を今までの6駅から9駅にする」と発表しました。
北京の地下鉄では安全のため全駅で乗客の手荷物検查が行われていますが、中でも天安門附近の天安門東、天安門西、王府井、東単、西単、建國門など6駅では乗客自身も検查を受けていました。発表ではさらに、1號線の八角遊楽園、5號線の天通苑北、13號線龍沢の3駅で乗客の検查が実施されるようになります。
発表では、「乗客の安全を確保するため、警察當局は地上と地下の交通を一體化した作業メカニズムにより、対応措置を厳格に実施する。地下鉄の安全検查に対する管理監督を強化し、市民が安心して出かけられる環境を整備する」と指摘しました。
発表はさらに、「警備に當たる警察は駅のホールや関連の場所で拳銃を攜帯して巡迴し、突発事件が起きた場合は1分以內に対処できるようにする」としています。(HJ 大野)暮らし・経済へ
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