海外出張者を対象にして行われた生活コストの調查では「東京はアジアで一位、台北はアジアでは26位、世界では89位、そして、上海と北京はアジアでは3位と4位、世界では18位と20位だ」と明らかにしました。

　人材コンサルティング大手ECAインターナショナルが10日発表したものです。またこの生活コストの調查から、東京は2年前の世界6位から11位に下がったが、アジアでは相変わらず１位となっていることも分かりました。

　韓國の首都ソウルはアジアでは2位、世界では16位となっています。そして、アジアで5位の名古屋は世界で23位となっています。

　去年アジアで14位、世界で69位の台北は、今年アジアでは26位、世界では89位に下がりました。香港とシンガポールはアジアでそれぞれ8位と9位、世界でそれぞれ29位と31位となっています。

　一方、中國大陸の都市の生活コストもここ數年急上昇しています。5年前に、上海と北京は世界50位にも入っていませんでしたが、今年は18位と20位となり、アジア地域で東京を除く日本のすべての都市を超えています。また世界34位と47位の広州と深センは去年のポジションから15位あまり上昇し、香港に近づいています。（Yin、kokusei）暮らし・経済へ