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蕓術の秋

2010-10-21 11:34:17     cri    























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  今月はじめに北京ではファインアート展が開かれたりして、蕓術の秋で盛り上がってます。実は都市部だけではなく、この動きは中國國內各地で広がっているようです。先週、吉野さんが取材に行った安徽省銅陵市で第一回銅陵國際銅彫塑蕓術展が行われました。

 銅陵は安徽省の中南にあり、長江のすぐそばに位置する市で、面積が1113平方キロメートルに74萬人が住む、小さな町です。しかし、小さいと言えども、ここには豊富な資源があります、町の名前からもわかりますが、古代から銅がとれる場所として知られています。銅のほか、鉄、金、銀など8種類の鉱物がとれるので、「銅陵の8つの寶」といわれています。紀元前の時代に銅の採掘がはじまり、長い歴史を持つ銅陵市ですが、現在地元政府は、さらなる発展をめざして対外開放をすすめています。國內のみならず海外の知名度を上げるために、毎年青銅文化博覧會と題した一大イベントが開かれているんです。今年で11年目になり、新しい試みとして、第一回銅陵國際銅彫塑蕓術展がおこなれました。

 これは、海外で活躍する彫塑作家を募集し、その作品を銅陵市市內の公園に設置するというものなんです。海外から600點の作品の応募がありました。これらの作品の中から、地元政府により35點が選出されました。開幕式の前日に、蕓術展企畫擔當の方にお話を聞きました。銅を経済資源としてはなく、文化資源として現代に生かそうという積極的な態度がうかがえますね。

 実際にこの蕓術展に參加したアーティスト18人は中國國內の方、ほか17人は世界各地からの方點です。例えば、ドイツ、スイス、アメリカ、カナダ、セルビア、そしてもちろん、日本の方もいます。東京で創作活動をなさっている彫刻家の朝野浩行さんです。朝野さんは、現在、東京學蕓大學の準教授も努められています。朝野さんが出展した作品は「傘をさす女」です。しずく型のやわらかいフォルムで女性のやわらかい體を表現しています。その上にちょこんと小さな傘が乗せられています。

 実は、朝野さんは、北京オリンピックの際にもモニュメントを創作しています。今回の銅陵市の作品を含むとあわせて5點の作品が中國國內にあるということで、今後も中國での創作には意欲を燃やしているということですから、今後も楽しみですね。

 最近は中國の職人さんも技術が向上していて、そのわりに國際的に見て、コストが安いので、わざわざ中國の工場に発注している作家さんたちもいるということです。いい職人や、技術をもった工場にめぐりあうというのも大切な要素ですね。銅陵市は、この職人技術の強化なんかも行えば、稅術の分野で知名度が跳ね上がるかもしれません。中國、蕓術の分野でまだまだ大きな発展がのぞめそうです。ちなみに、今回、蕓術展に出展した作品は、すでに銅陵市內にある、國際銅彫塑蕓術園という大きな公園內に設置され、市民の目を楽しませています。(『イキイキ中國』より 10/28)

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