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冬のチャレンジ、中國刺繍

2010-11-25 10:51:26     cri    


























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 今年は11月7日が立冬で、中國ではこの日を冬のはじまりとしています。冬といえば、何を思い出しますか。とにかく北京は「寒さ」ですね。できれば外に出たくない。冬は部屋の中で何をして過ごしますか?本を読んだり、映畫を見たりかな。でも、実はちょっと挑戦してみたいことがあるんです。中國刺繍です!

 小學校の時、日本の家政科に當たる「労働課」で習ったことがあります。初めて見たときは、その豪華さに驚かされました。日本にももちろん刺繍はありますが、中國の大膽な図柄に大きな違いを感じました。一番、中國的で印象に殘るのは牡丹の華。何色もの糸をつかってグラデーションで表現される刺繍はほんと、絵のようです。

 中國刺繍と言えば、中國4大刺繍と呼ばれる地域があります。蘇州、湖南、四川、広東です。名前も蘇州は蘇繍、湖南は湘繍、四川は蜀繍、広東は粵繍と呼ばれています。どちらかというと南に集中しています。これは刺繍の材料となる絹糸に関係しています。絹糸をとるために、蠶の養殖が必要です。蠶の養殖に適した土地が、その刺繍の技法も発展してきたというわけです。

 中國は世界でも最も早く蠶を利用した國でもあります。養蠶と蠶から絹糸をとることは4、5千年前に始まったといわれています。四書五経の一つである「書経」にによりますと、刺繍によってその役職の階級がわかったようです。皇帝の服に龍を刺繍し、そのほか階級によって麒麟、虎、鶴などの様點な紋様や動物を刺繍したそうです。もとは大変高級で、一部の人のものでした。そして、宋の時代、刺繍が施された服が大流行し、民間にも広がりました。ちなみに中國刺繍が海外へも知られるようになるのは清の時代になってからです。

 1958年に長沙の古墳から2千年前の春秋時代の刺繍が出土しています。龍と鳳凰の図案で、これが発見されたうちの最も古いものだと言われています。龍と鳳凰は現在でも、よく見るデザインです。さきほどの4大刺繍を伺ったんですが、この中でも特徴のある、中國ならではの物ってあるんですか。必ず見ていただきたいのは両面刺繍です。これは蘇州の代表的な刺繍です。裏と表に刺繍があるってことですか。普通刺繍は裏側は見せないものですよね。でも中國の両面刺繍は、うら表全く同じ刺繍だったり、裏表が全く異なるデザインの刺繍もあるんです。すごく手が込んでいますので、ぜひ製作の現場も見てみたいです。中國の刺繍は非常に細い糸を使います。一針、一針とっても地道な作業です。

 この冬はチャレンジしてみようかなと、中國の伝統工蕓をやってみてください!北京の長い冬、中國の伝統文化にどっぷりはまってみようと思います。(【イキイキ中國】より 11/26)

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