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華やかな新春スタート、新作バレエ「千手観音」

2011-02-04 16:20:37     cri    























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 新しい一年を迎えるため、北京の各劇場やホールでは様點な催しものが開かれました。クラッシックコンサートや、バレエ、京劇などなど、新しい一年の華やかなスタートにふさわしいものばかりです。中でも、日本の皆さんも耳にしたことがあると思います。「千手観音」です。

 「千手観音」、日本のメディアでも取り上げられましたので、皆さんよくご存知ではないでしょうか。ご存知ない方のために、少しおさらいです。「千手観音」というのは、中國の體の不自由な方點による舞臺パフォーマンスです。日本では千手観音-My夢Dreamと題して、2009年と2010年に公演が行われました。日本だけではなく、世界でも公演を行い、どこへでも絶賛されるパフォーマンスです。

 中國には、中國障害者蕓術団という団體がありまして、この舞臺は全て彼らがつくりあげたものなんです。獨唱、合唱、楽器の演奏、ダンスと様點な演目があり、體の不自由な方點がそれぞれの才能を発揮しています。中でも、耳の不自由な男女21人による千手観音のダンスパフォーマンスは、とりわけ華麗で美しく多くの人點を魅了しました。取り上げられる時に、體が不自由な人たちによる、という説明がつくんですが、體のハンデをものともしない、高レベルの蕓術です。この蕓術団は、1987年に設立したもので中國全土約6千萬人の障害者の中から選ばれた100名ほどの団體です。聞いたところによると、もともとは、國の援助を受けていたそうですが、「特別な扱い」を受けることをよしとせず、寄付や援助を受け取らず、自分たちで商業公演を行っているんだそうです。しかし、彼らは、獨立し見事に自分たちの蕓術レベルの高さを証明しました。

 そして、世界をも魅了するこの蕓術を作り出したのは、中國で最も有名な演出家、張継鋼氏です。この人なくしては生まれませんでした。実はこのたび、2011年を迎えるために北京の國家大劇場で行われた「千手観音」はダンスではなく、バレエの舞臺で張氏の新作です。あれだけ評判の良かった「千手観音」の再演ではなく、新たな演出でつくられたバレエ、千手観音は、仏教の中のお話を題材としたものです。ある國の王女が、父の命を救うために蓮の花を搜し求める旅をするというお話です。物語を12の場面に分けて、踴りで表現していきます。

 まずは、舞臺のセットに驚きました。LEDパネルをふんだんに使った大型セットです。床と天井にLEDパネルが使われてまして、またこれがななめになったり、平らになったりと場面にあわせて、移動するんです。LEDパネルを使った表現は、2008年の北京オリンピックでもみられました。今回はグレードアップしていますよ。おもしろい視覚効果が生まれ、音楽と映像とそれに人の動きが加わって、より幻想的な舞臺となっています。

 また、今回の出演者は、山西省の太原舞踏団の方點で、バレエですから雰囲気もかなり違いました。中には難易度の高い、張氏の得意な演出、アクロバットな動きをする振り付けも入っていました。仏教の物語を題材として、題名はやはり千手観音ですから、最後はやはり観音様が登場します。12の場面に共通するものは、やはり「生命」と自然です。どの演出も自然を踴りで表現するものです。最後は観音様が登場するんですが、この場面は300名もの出演者によって表現され、それはそれは荘厳なものでした。以前は21人による手の動きを意識した演出でしたが、表現手法も全く異なります。21人による表現は、やわらかな動きと、繊細さが目立ちましたが、今回の300名のパフォーマンスは、ダイナミックな動きの連続性が感じられました。ずっと見ていると、別世界に行ったような気がしました。

 同じテーマで、新しい表現を試みた張氏の新作、「千手観音」。こちらも國內のみならず世界の多くの人點にみてほしいですね。中國の舞臺蕓術のレベルの高さにきっと感動すると思います。(「イキイキ中國」より 02/04)

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