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回復の兆しを見せる日本観光

2011-07-14 10:53:26     cri    






















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 夏休みに入りました。海外旅行に出かける人が急に増えています。特に、いま、日本観光キャンペーンが実施されていまして、お値段はなんと普段の半額ぐらいだそうです。半額ですか。単純に安くなったのなら喜ばしいですけど、安くなった理由を思うとなんとも複雑な気持ちです。

 東日本大震災によって、日本を訪れる中國人観光客も大幅に減少し、日本の観光業は大きな衝撃を受けています。そんな中、日本ツアーを回復させるため、いま中國各地では、様點な日本観光キャンペーンが実施されています。値段は地震前の30%~40%ぐらいも値下がりしています。例えば、上海発の6日間日本ツアーはなんと4000元前後となりました。

 地震前、中國人観光客にとって、東京など首都圏への旅行が魅力的で人気が高かったんですが、今では、京都や大阪、九州などの関西へのツアーを選ぶ人が圧倒的に多くなっています。また、大阪・京都の4泊ツアーは2999元で、3,000元を切るところまで値下がりし、日本観光始まって以來の最低価格を記録しました。関東を避ける傾向にあるのは、やはり原発の放射性物質の影響ですね。

 日本側の発表によりますと、東日本大震災の後、日本を訪れる中國人観光客はおよそ50%ほど減少し、団體ツアーはさらに減少しています。地震発生後、20日間のうちに、日本を訪れた中國人観光客はおよそ6萬2500人ほど。これは昨年のおよそ半分の數字です。また、中國人観光客一人が日本で消費する1日當たりの金額はおよそ1萬2000元と計算されていますが、これを単純に総計しますと、およそ7億5000萬元の経済損失が出たことになります。

 今回の東日本大震災は複合型の災難ですね、地震、津波、それに原発問題など、もともと日本に滯在していた外國人の一部も日本を離れて帰國しました。外國人観光客の減少も想定外のことですね。中國人だけではなく、歐米からの観光客も非常に少なくなっています。原発に余り影響されていない大阪近郊でも、大阪観光協會の発表によりますと、4月から5月まで、中國大陸からの観光ツアーはほとんどなく、香港や台灣地區の観光客は僅か2000人ぐらいだったということです。

 実は中國は4月の末に、日本への観光再開を発表しました。そして、5月に溫家寶首相が中日韓サミットに出席した際、福島などの被災地を訪れて、日本へ観光支援の意向を示しました。その後、邵琪偉國家観光局の局長は20の省や市の観光部門、そして38の旅行會社の関係者からなる100人ぐらいの代表団を率いて日本を訪問し、大型旅行団を派遣しました。中國政府は積極的に中國人の日本観光を促していますね。

 また、日本政府側も、7月1日から中國人観光客に対するビザの制限を緩めました。中國人を対象に3年間、何度も入國可能な観光マルチビザが発行されるようになりました。現在の條件として、最初の入國地は沖縄に限定され、それ以降は自由に入國地を選ぶことが出來るということです。そして観光マルチビザの滯在期間も15日から90日間まで延長されました。日本政府も中國人観光客の誘致に力を入れています。その効果もあり、沖縄も北海道に次いで、中國人にとって人気の観光先になりそうです。

 また、日本の多くの地方では、観光回復のため、観光客に特別なプレゼントやキャンペーンも用意しています。例えば、大阪観光協會の紹介によりますと、大阪地區では、一連のキャンペーンを実施し、中國の夏休みや國慶節、年末、そして來年の大晦日に合わせて、交通費や入場料など、いろんな優遇サービスを用意するということです。このほど上海で開かれた「世界観光資源博覧會」には、日本から15の観光機関が出展しました。そして瀬戸內海、九州、大阪、神戸、沖縄、熊本、橫浜などの観光業者も參加し、史上最大の出展規模だそうです。特に、被害が最も深刻な東北地方も代表団を派遣しましたよ。

 観光回復はきっと景気に刺激を與え、被災地の復興にも自信をもたらすでしょう。でも、いろんなキャンペーンや優遇措置を受けているにもかかわらず、一部の中國人はやっぱり日本観光に二の足を踏んでいます。やはり放射性物質です。今多くの人の一番の願いは、福島原発の問題の解決だと思いますが、これは長期戦なるということでなかなか光が見えてきません。地震などの自然災害は殘酷なものですが、でもいつかきっと乗り越えられると思います。原発問題は確かに難しいですが、全人類の知恵と勇気を絞って一日も早く解決するよう願っています。さて、今回震災後の観光誘致をきっかけに、より多くの中國人が日本を訪れ、日本の魅力を実際に體験してほしいと思います。(エーリン 「イキイキ中國」より)

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