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中國人の「新婚寫真」②──愛の軌跡

2011-10-21 11:25:44     cri    


























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 ようやく改革開放を迎えた中國、新婚寫真にも新しい風が吹き込みました。1980年代に入り、改革開放がすすむにつれて、西洋の美意識が再び中國大陸に流れ込みました。中國人の新婚寫真も白黒ではなくて、淡い色彩のものが登場しました。1980年に新婚寫真を撮った張鳳桐さんの話です。

 「僕は、結婚して2年後に新婚寫真を撮りました。1970年代、素樸婚が強調されて、新婚寫真を撮ることは贅沢な生活風習と見られ、非難されていました。ですから撮る人はあまりいませんでした。しかし、改革開放のおかげで、生活が自由になり、ますます多くの結婚した人たちが、改めて新婚寫真を撮りました。僕もその一人です。當時の流行は、カラー風に仕上げたモノクロ寫真で、撮った寫真はもともと白黒のものだけど、ネガを焼くときにカラー風に仕上げたものです。結局、ちょっと茶色っぽいものが出來上がりました。僕の新婚寫真は、夫婦二人とも背広を著ていました。いずれも寫真屋さんから借りた衣裝です。三つのポーズで3枚取りましたが、その一枚は今でも寢室に飾っています」

 皆さんが結婚の喜びと新たな時代の到來を歓迎した空気が伝わってくるようなお話でした。當時の新婚寫真はまだトレンドになっていません。ほんの一部の人だけが撮ったんですね。でも1990年代に入って新婚寫真を撮ることは、結婚する時に欠かせないものとなりました。これも生活レベルの向上によるものですね。人點の考え方もずいぶん変化しましたよね。

 90年代の新婚寫真は、ほとんどは寫真屋さんのスタジオで撮ったものでした。そして21世紀に入り、若者たちはますます個性を求め、屋外で新婚寫真を撮ることが一般的になりました。中國の「80後」、つまり1980年代に生まれた女性の王嵐さんは、自分の新婚寫真について紹介してくれました。

 「新婚寫真は、結婚に欠かせないものですよ。特に、ウェディングドレスを著ている寫真、女性にとってはとっても大切なものです。私と主人は、どちらも1980年代に生まれた新世代ですから、伝統的な寫真屋さんより、個性のある撮影スタジオの作品が気に入ったんです。クライアントの要求に合わせて、いろいろなアドバイスをしてくれますし、特別なサービスも提供してくれます。みんなと一緒のポーズなんて、とてもつまらないと思います」

 

 ここへ來て、一気に個性のアピールの時代になったんですね。ものすごい意識の変化ですよね。私が実際に見たのも全て80後の人たちのものです。すっごく個性的な寫真ばっかり。いま、多くの撮影スタジオは個性に溢れたスペシャルサービスを提供しています。好きな場所や、結婚する二人にとって特別な場所で撮影が出來ますし、化粧も厚化粧ではなくて、自然なムードを仕上げます。それからこんな変わった新婚寫真も現れました。北京の花嫁、劉さんは自分の新婚寫真について、次のように語りました。

 「花嫁にウェディングドレス、花婿に背広のような新婚寫真はどこでも見られますし、個性がありません。私と主人の新婚寫真は、白いTシャツにジーパン、自然で、活気に溢れているし、自由を愛する私たちらしい雰囲気です。大好きですよ!」

 こうなると結婚前の二人のデートの記録みたいなもんですね。二人の愛の軌跡といった寫真集ですね。結婚はあくまでも二人のことですから、形式に拘らず、二人にとって有意義な方式で新婚の喜びを記念するのは何よりです。(終わり 「イキイキ中國」より)

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