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中國式「ジョブズ氏」の養成計畫にスポット

2011-11-03 10:55:31     cri    
























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 日本では、アメリカ「アップル」社の製品は人気が高いそうで、根強いファンがいます。東京の銀座のアップルストアはいつも人で賑わっています。中國も同じ。筆者もipodのNano、そしてタブレット型コンピュータのipadの愛用者です。周りの人にもiphone4を使っている人がいっぱいいますよ。地下鉄に乗っている時に、iphoneをいじっている人をよく見かけます。

 しかし殘念なことに、このほどアップル社の創始者である前最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。これはアップル製品の愛用者にとっては、非常に悲しいニュースです。わずか56歳なのに。北京放送・日本語部でも、ジョブズ氏を記念するため、このカリスマエンジニアの開発した製品をぜひとも使ってみたいと思って、アップルのパソコンをつい先日新しく購入したスタッフもいますよ。

 ジョブズ氏がアップルのイメージを作ってきたとも言えます。革新的なアイデアでアップルの躍進を実現し、とても影響力を持った人でした。ジョブズ氏の逝去をきっかけに、中國では、クリエイティブ人材の育成に関する話題が改めて人點の注目を集めています。東部沿海地區のある都市では、中國式「ジョブズ氏」の養成計畫が出されました。

 中國の東部沿海都市・寧波市はこのほど「クリエイティブ人材の養成計畫」を発表しました。それによりますと、向こう5年間で、寧波は5000萬元を投入して、1400人のクリエイティブ人材を選抜しカリスマリーダーに養成するということです。これを受けて、メディアはこの計畫はまさに中國式「ジョブズ」の養成計畫ではないのかと、冷ややかに受け止めています。

 確かに、ジョブズの成功は「クリエイティブ」、「革新」と密接に関わっています。いま、中國ないし世界では、「革新」はキーワードとなり、大きな課題とされています。しかし、クリエイティブ人材の養成、これはお金の投入だけでは成り立たないと思いますよ。お金より、まずは好奇心や未知への探究心、そして情熱が非常に重要です。ジョブズ本人も大學を中退し、科學への情熱に燃えて自分の力で成功の道を切り開いたんです。

 しかし、いまの中國では、「革新の環境」が整っていないという不満の聲も高まっています。統計によりますと、2011年中國ベスト500社のうち、収益が最も高い「ベスト10社」はいずれも國有の獨佔企業で、10社の利潤総額はベスト500社の利潤総額の4割以上を佔めているということです。さらに、9月に発表された中國の億萬長者番付の「2011年胡潤富豪ランキング」では、トップ100人のうち、44人が不動産の開発の関係者でした。クリエイティブ業界に億萬長者はとても少ないという殘念な結果が浮き彫りになりました。

 クリエイティブ人材の養成、これはどの國にとっても重要な課題ですが、ジョブズ氏の成功は簡単にコピーできないでしょう。単に育成だけで同じように成功するとは思えませんね。成功にはいろんな道がありますから、他人の経験を參考にしていいんですけど、何より大事なのは、やはり自分に相応しい道を探ることですね。ジョブズ氏の成功をコピーするより、ジョブズ氏の革新の精神に習ったほうがいいと思います。(『イキイキ中國』より11/03)

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