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無錫濕地環境の回復(後半)

2011-11-30 10:38:24     cri    



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 ここ何年間の努力により、現在無錫の濕地環境は徐點に好転に向かっています。太湖の生態が回復され、水の品質も改善されました。

 週末になりますと、一部の市民は太湖の辺にテントを張り、週末のひと時を楽しんでいます。

 劉さんは現地の船主で、毎日、各地からの遊覧客を送り迎えしています。毎日変化のない同じような仕事をしているうちに、やる気が半減してしまいました。しかし、風景の綺麗なところで働けることは快適な気持ちになります。

 劉さんは「この前は養魚場です。毎日、多くの観光客がここを訪れます。水面の風景も綺麗になったような気がします」と語りました。

 16年ぶりにオーストラリアから故郷に戻り、友達と一緒に太湖を遊覧している王さんは「私はオーストラリアから戻り、友達と會いにきました。こちらの環境がすばらしく、山もあり水もあり、やはり故郷が一番いいですね。無錫は本當にきれいになりました。年を取った後、必ず戻ります」と言いました。

 無錫の濕地回復プロジェクトは國際濕地保護公約を踏まえ、生態環境の回復による経済利益の最大化を確保すると共に、観光と憩いの場所として民間人に利用してもらうことにも努めています。このほど始まった長広渓國家濕地公園の第2期建設工事も生態環境の回復を主な內容とし、経済的な開発を適度に進める指導方針を堅持しています。

 無錫市浜湖區住宅産業管理局の邱國峰副局長は「鳥類や小さな動物などがここで繁殖できるように、その生息地作りに力を入れています。また、植物の多様性を保護し、環境知識を普及する場所の建設に取り組み、學習や娯楽、憩いの場として市民に利用してもらいたいです」と述べました。

 回復しつつある濕地環境は市民から喜ばれています。そして無錫の濕地保護理念も専門家や學者からも認められています。國際濕地保全連合の高官は「このプロジェクトを進めている過程において、とても勉強になりました。各國の経験を參考にし、利用しています。その後、環境の回復狀況と水環境の狀況を観察し、得たデータを利用して、今後の生態改善事業の根拠となるでしょう」と述べました。

 水生生物が大量に死亡したことから、濕地環境を回復させるまで、無錫は環境保全と経済構造の転換という奇跡を実現しました。またその濕地の建設と利用の面で、各國の參考になるでしょう。

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