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春節にまつわる幸せな悩み②:【支出と精神的な負擔】

2012-02-03 10:17:58     cri    


























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 最近、中國版ツィッターのミニブログのあるアンケート調查です。回答者の半數以上が「春節期間中の支出が3000元(日本円で4萬円)を超えた」と答えています。さらに、「主な支出は親戚へのお土産」と答えた回答者が31.42%いるということです。やっぱり中國人の春節は禮儀を重視し、親友にお土産などを買ったりして、他の人のために膨大なお金をかけているんですね。

 しかし一方、「春節に幸福感を感じたかどうか」という質問に、「幸福感を感じた」と答えた回答者は42.54%で、「幸福感を感じられない」と答えた回答者が24.01%いました。また、「春節の支出にストレスを感じた」と答えた人はなんと47.47%もいました。幸福感を感じているのは4割で、半分近くの人が春節の支出に悩まされているんですね。中國の伝統的な春節、帰省ラッシュの春運から、親戚見舞い、お土産、お年玉、幸せもいっぱいありますけど、ちょっと泣きたくなるような悩みもありますね。

 【プライバシーを守る若者】

 春節の帰省を恐れる一族の中には、「プライバシーを守るために、実家に帰りたくない」と答えた若者がなんと3割もいます。中國では、春節になると、親戚の家を回って挨拶する伝統があります。或いは、親戚が集まる食事會があります。この時、周りの親戚、特に年配の方から、様點なことを質問されるんです。その質問の多くは収入や結婚相手がいるかどうかとういうもので、これが非常に恐いんですよ。インターネットでは、親戚からの毒舌質問ランキングというものまで現れました。

 例えば、「交際相手がいるかどうか」という質問、もし答えは「はい」なら、相手のルックス、身長、職業、出身、収入、教育レベル、さらに相手の家族の情況など、根掘り葉掘り聞かれます。もし答えが「いいえ」なら、「なぜ彼氏/彼女がいないの?」「結婚する気がないの」など、またもいろいろ聞かれます。

 結婚適齢期の人だけじゃありません。まだ學生なら、「今學期の成績はどうか」「クラスで何番目か」「就職は決まったか」などという質問が出てきます。社會人になったばかりなら、「仕事はどうか」「収入はどれぐらいか」と聞かれます。

 年配の親戚はいつもこんな質問に熱心ですね。聞いているだけでしんどいですよ。でも、親戚だからこそ、こんなに遠慮なく関心を寄せてくれるのではないかなとも思いますね。人が気にかけてくれるというののは本當は感謝すべきですけど、いろいろプライバシーを聞かれるのもなかなか大変です。幸せな悩みとも言えそうです。

 【どちらの実家に戻るのか】

 また、春節の帰省を恐れる一族の中に、どちらの実家に戻るのかで揉めた夫婦が數多くいます。「どちらの実家」というのは、妻の実家に戻るのか、それとも旦那の実家に戻るのかということですね。確かに、いま、北京や上海のような大都市では、夫婦雙方の実家が離れていて、春節の7連休、どちらの実家に戻るのかは大きな問題となりそうですね。たった1週間しかないので、両方の実家に行くのは無理、でも一人っ子政策の実施により、今の若い夫婦はほとんどは一人っ子なので、実家に戻らないと、親が寂しい思いをします。いま、多くの一人っ子どうしの夫婦にとって、春節にどちらの実家に戻って、誰の両親と一緒に過ごすのかが、大きな悩みですね。

 【同窓會のプレッシャー】

 このほか、春節にまつわる幸せな悩み、様點な「食事會」や「お年玉」もキーワードにあがっています。家族や親戚との食事會だけでなく、中國人は春節の連休を利用して、同窓會を行う習慣もありますよね。春節の連休中には、各地で仕事している高校や中學校、小學校の同級生たちが実家に戻りますので、みんな集まって食事したりおしゃべりをするのが一般的なんです。でも、このような食事會もプレッシャーを招く引き金になりますよ。

 例えば、昔、成績の悪いあいつはいま、どこかの社長になり、BMWや豪邸を持っているとか、誰點は年収どれぐらいになるとか。なんとなく比較しちゃいますね。うらやましいと思ったり、悔しいと思ったり。これは特に男性ですかね。比較が悩みの元と言えますね。

 【お年玉のレベルアップ】

 また、もう一つの悩み、お年玉も年點レベルアップしています。インターネットのアンケート調查によりますと、親戚や親友の子供にあげるお年玉は今年、一人當たり少なくとも500元が必要で、普通の友達の子供なら、一人當たり200、300元が必要だということです。すると、お年玉だけでもだいたい數千元の支出になるんです。

 春節の風習ですから、みんな仕方なくあげてます。直接お金じゃなくて図書や玩具などのプレゼントを買ってあげたほうが安く済むような気がしますけど、みんなお年玉は「専用の赤い封筒で」というイメージがありますから、図書や玩具、文房具などのプレゼントを買ってあげても、赤い封筒を渡さないと、なにか物足りないんですよ。伝統ですからね。こうやって見て行くと確かに春節の大型連休は中國の國內市場に大きな刺激を與え、消費拡大に有利なようですね。(「イキイキ中國」より 終わり)

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