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タイ流、密かにブーム

2012-07-12 11:22:56     cri    


























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 2011年、中國は世界一のドラマ大國になった。ドラマはテレビで見るほか、インターネットの普及によってネットで見る人も急増。中國の動畫サイトの視聴率はものすごい勢いで伸びています。統計によると 2011年中國のインターネット動畫サイトの利用者數は3.25億人で、総ネットユーザー數の63%が動畫サイトを利用しているということです。インターネットテレビの普及によって、若者たちはネットでドラマを見ることに慣れた。広告を待つ必要もないし、自分の都合に合わせて気軽に見ることが出來る。

 では、中國の若者はどの國のドラマが好きなのか。

 韓國と答える方は多いだろう。韓流ブームの勢いは確かにすごかった。日本にいた頃もすごかったし、いまはKーPOPと言われ、歌手の皆さんが活躍してますけど、やっぱりそのきっかけはドラマが先だ。冬ソナブームは社會現象とまで言われた。中國でも、韓流は確かに大きなブレイクを巻き起こしたが、その勢いは2年前ほどではなかった。いま、中國でタイのドラマやスター、「タイ流」が密かにブームになりつつある。

 2003年、中國中央テレビ局(CCTV)のドラマチャンネルでは、タイのドラマ「綺麗なお手伝いさん」がオンエアされた。翌年の2004年、マンゴーチャンネルの湖南テレビでは、「逃げるお姫様」がOAされた。その後、タイのドラマは徐點に中國人視聴者に受け入れられ、2009年、安徽テレビは「天使の爭い」、「明日も君を愛する」、「キュービットのトリック」などなど、多くのタイドラマを一気に購入してオンエアした。

 タイドラマは中國にどんどん進出し、勢力がますます拡大している。果たして「タイ流」は起こるのか。

 韓國の整形美人に飽きちゃった。タイの女優さんや俳優さんにはハーフが多いし、目が大きくて、東南アジア人ならではのエキゾチックな顔をしている。それに太っている人はほとんどいないし、スタイルが綺麗。

 タイのドラマは中國の各テレビ局でオンエアされたほか、大手動畫サイトにも積極的に進出している。「愛の被告」、「お手伝いお姫様」、「二世の愛」などの戀愛ドラマの放映回數はなんと100萬回を超えた。インターネットのドラマBBSでは、関連の議論や書き込みも大幅に増え、タイドラマの字幕組(ボランティアで字幕をつける人點)まで誕生した。一部の動畫サイトでは、タイ國內で放映中のドラマも掲載され、しかも更新頻度は24時間以內。大ヒット中のアメリカドラマや韓國ドラマとほぼ変わらない。

 タイトルだけ聞くと、なんか情熱的でロマンチックなお話のような気がする。戀愛ドラマは圧倒的に多い。異文化による新鮮感も注目を集めるポイント。

 また、タイの大使館や領事館はタイドラマの中國進出に積極的に努力している。上海駐在のタイ領事館は中國版ツィッターのマイクロブログを開設し、タイのドラマや女優、俳優、歌手を定期的に紹介している。さらに、安徽テレビと連攜し、2009年から2011年まで、安徽テレビはタイのドラマ13作品を購入してオンエア。テレビ局の関係者の話では、タイのドラマは韓流に取って代わる秘密兵器になりそうだという。

 韓流も「冬のソナタ」から10年近く続いた。そろそろ飽きられる時點になる。では、タイのドラマ、いったいどんな魅力があるのか、引き続き迫ります。

 このほど、中國のある大手動畫サイトは、インターネットテレビをよく利用しているネットユーザーに「好きなドラマは?」というアンケート調查を行った。すると、日本、韓國、アメリカ、タイのテレビドラマを対象とした投票結果で、タイのドラマが8000票を獲得し、トップに輝いた。これに対し、日本と韓國のドラマの得票は合わせて2000票に過ぎないという。タイドラマに完敗した。殘念!

 また、タイの上海領事館はこのほど、マイクロブログを通じて「タイドラマの魅力」というアンケート調查を行った。ネットユーザーが選んだタイドラマの魅力には、次の內容が挙げられる。

 1)青い空に白い雲、撮影現場がとても綺麗

 2)女優さんがきれいで俳優さんはとてもハンサム(東洋人と西洋人のハーフが多い)目で楽しむドラマ

 3)純愛ドラマが中心でとても感動的な物語が多い(タバコを吸うシーンが少ない)

 4)ハッピーエンドが多い

 5)10數話、せいぜい20話しかない。くどくて長い韓國ドラマより見やすい

 ハーフの女優と俳優さんは本當に見ているだけでも幸せになる。彫りの深い顔立ちがいいです。10數話なら、気軽に見られる(ちょっとしたことで50話を突破する韓國ドラマを見るのは、本當に時間的と精神的な余裕が必要だ)。

 ★テレビ局にとっての魅力:

 1)購入価格が安い。テレビ局の関係者の話では、タイドラマの海外放映価格は1話1萬ドルから2、3萬ドルまで。これに対し、韓國ドラマは1話數十萬ドルもかかる。

 2)審查の制限は緩和。タイドラマの文化的な背景は中國の伝統文化や歴史と、ほぼ衝突しない。韓國や日本のドラマに比べ、タイドラマの審查は簡単で速い。

 テレビ局事情もだいぶ絡んでいたんですね。購入価格が安いというのは確かに大きな魅力ですよね。実は今回調べてみたら日本でもタイのドラマが放映されていて、はまっている人たちがいるそうです。韓國ドラマは本當に高い。しかも回數が多いため、テレビ局にとっては、購入コストは高すぎる。これに対し、タイドラマは回數が少ないし、値段も安い。視聴率も韓國ドラマに比べ悪くはない。しかもそれを上回る傾向にある。

 ★ネットユーザが選んだタイドラマの欠陥

 1)ジャンルが少ない。戀愛ドラマに限られる。

 2)人物関係が単純。ほとんどは戀愛中の三角関係を描いたものだ。新鮮感が過ぎると、飽きやすい。

 ★ネットユーザーの選んだ各國ドラマのキーワード

 韓國ドラマ:主人公がよく見舞われる3大不幸:交通事故、ガン、実の親に見捨てられること

 日本ドラマ:奮闘物語、職場戀愛、アニメ

 アメリカドラマ:ヒーロー、幻想的、ちょっとわけの分からないユーモアさ

 タイドラマ:戀人間の誤解、拉致事件、ベッドシーン

 とにかく、映畫やドラマはその國の文化や人點の暮らしを再現する重要な手段だ。外國のドラマを見ることはその國の文化や國情、人點の暮らしを理解する良い方法の一つで、特に、外國語版を見ることは、語學の勉強に最高だ!(7月12日オンエア「イキイキ中國」より)

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