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中國の「丈母娘」

2012-08-23 13:46:39     cri    


























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 中國では、奧さんのお母さんのことを「丈母娘」と言います。多くの男性は、「丈母娘」のことを怖がっています。怖い!中國の義理のお母さんは何か特別なところがあるのでしょうか?実は伝統的な文化や考え方、社會風習、そして経済の発展によって、中國の「丈母娘」は人點に凜點しい、厳しい、または怖いイメージを與えています。

<史上最悪の丈母娘>

 実は最近、中國版ツィッターのマイクロブログでは、「史上最悪の丈母娘」が大きな話題となりました。というのは、ある上海のお母さんは、マイクロブログを通じて、自分の娘さんのお見合い相手を募集しています。

 募集と言っても、いろいろな條件がありますよ。例えば、お見合いの時間、場所、相手の年齢、身長、體重、戸籍、戀愛経験、スタイル、顔立ち、卒業大學、専攻、學歴、英語能力、職業、會社、収入、殘業時間、料理などの生活技能、合わせて27項目の條件があります。いずれの項目にも點數が付けられています。一定の點數に達して初めて、お見合いができます。しかも、最初のお見合いは娘さんと直接會うのではなく、そのお母さんと會います。お母さんと會っていろいろな質問に答えて合格すれば、娘さんに會うことができるということです。いわゆる、面接ですね。

 戀人募集やお見合いと言うより、どうもオーディションみたいんですね。本當に娘さんのことを大切にしているお母さんですね。こんなお母さんがいれば、なんとなく娘さんのことを心配するようになります。誰がお婿さんに行けるのか、難しいね。一言、応募する人はいるのだろうか?みんな尻込みしそうですね。また、男性の皆さんはきっとこのような義理のお母さんのことを怖がっているでしょう。ですから、ネットユーザーに「史上最悪の丈母娘」と呼ばれたのです。

<丈母娘と住宅価格>

 中國では、住宅価格はいま、國民が最も関心を寄せている問題の一つです。住宅価格の高騰は多くの人點、特に結婚に迫られている若者にとっては一番の悩みと言っても過言ではないと思います。実は、中國では丈母娘(義理のお母さん)が住宅価格の高騰を促した要因だという説があります。なぜかというと、

① マイホームを購入せずに結婚できない。マイホームの購入は結婚の前提條件になる。中國の伝統では、結婚用の住宅は男性側が用意する。(ちなみに、日本では結婚するときにマイホームを用意する人は、よほどの金持ち。結婚してから、やがて、ローンを組んでマイホームを購入するのが一般的。また、調べたデータでは、東京では、91.5%の若者は借りた住宅で結婚する。親が住宅を買ってあげると、高額の稅金が取られるという)。

② 中國では、男性側が頭金を出して、夫婦二人がローンを返すのは一般的です。でも、いま、北京や上海のような大都市、住宅価格は余りにも高過ぎるので、二人、そして二つの家族が共にお金を出して新婚用のマイホームを買うのは普通です。

 では、なぜ、義理の母親にスポットが當たるの?

① 中國では「恐妻家」か「愛妻家」が多い。結婚する場合、結婚相手のお母さんの機嫌を取ることは非常に大切。姑にしても、義理のお母さんにしても、結婚が成り立つかどうか、結婚相手のお母さんの意見はとても重要です。

② 普通、母親と娘の関係は緊密で、女性同士だから、母親は娘さんの戀愛や結婚についていろいろ聞いて、アドバイスをする。逆に父親の方はあまり直介面を出さないんです。

<円滑な家族関係を保つコツ>

 家族の団欒と幸せは何よりですね。では、お婿さんと義理のお母さん、どのようにして円滑な関係が保てるのか、専門家もいろいろな提案を出しています。

① 「丈母娘」(義理のお母さん)へのアドバイス:我慢!娘の幸せは何より!そのためには、我慢、我慢、我慢してください。

②「婿さん」へのアドバイス:義理のお父さんと男同士の同盟関係を作ること。婿さんと義理のお父さんは同盟関係になれば、萬が一義理のお母さんから何か指摘されても、助けてくれる人がいるから。

③「娘さん」「奧さん」へのアドバイス:幸せは自分で握る。お互いへのほめ言葉をすぐ相手に伝えるべきだ。一方、お互いへの文句や悪口を絶対に相手に溢さないこと。

 嫁と姑の関係は家庭の揉め事の元とよく意識されていますけど、実は、義理のお母さんと婿さんとの揉め事も家庭の幸せに被害をもたらします。北京のある法律事務所のデータによると、今年上半期に受理した500件ぐらいの離婚相談のうち、89件は婿さんと義理のお母さんとの揉め事によるものだそうです。去年同期より2.2倍増えたということです。あるお婿さんの離婚理由は、「自分の奧さんは何でもお母さんに喋る。夫婦関係にまったく秘密が無い。義理のお母さんの存在は、夫婦間の三角関係になる」ということです。

 親が子供への愛と、夫婦の愛、このバランスをどのように取れるのか、難しい!親の子離れ、子の親離れが必要だがマイホームで、いきなりお世話になるようでは、それも難しいかも。若い二人の自立からしか新しい関係は始まらないのでは。それにしても、難しい。永遠のテーマですね!

 また、中國人の家族の連帯感が強い。親が子供、ましては孫の面倒を見ることに精一杯。多くの親にとって、自分の精神的なよりどころは子供にある。子離れできないし、親に過保護されて育ってきた子供も親離れしたくない。お互いへの影響が大きすぎる。お互いに解放し合ってほしい。親は自分の子供のことをもっと信じて、子供はもっと自信を持つようにしてほしい。(8月23日オンエア「イキイキ中國」より)

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