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春節予算、財布が泣いている

2013-02-07 14:46:22     cri    


























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 年に一度の春節、中國人にとって一年中最も大切な祝祭日ですが、お金のかかる祝日でもあります。帰省の交通費や、家族・親戚へのお土産と年玉、ご馳走の費用などなど、多くの人にとっては、春節予算は頭の痛い問題で、春節になると、財布が泣きます。

 日本でも、お正月は「お金が飛んでいく」時期ではありますが、全體には簡素化されていて、それだけ、「正月」という行事の地盤沈下が起きているのかもしれません。その點中國は、まだまだ春節が「不動の4番」の存在感という事なんでしょうね。それだけに、お金も「羽が生えて飛んで行く」んですね。<チャイナライフ>、中國人の春節予算という話題に迫ります。、

 話題1:<中國人の春節予算>

 ● 食:

 ①大晦日のご馳走はもちろん、親戚や友達との食事會にも膨大なお金がかかる。

 (昔はほとんど家で食事會などをしていたが、いま外食は流行っている。レストランを予約して、大晦日の家族の食事會をやるなど)今年、北京市のレストランの年越し料理の予約、最低基準は1000元ぐらいだそうです。

 ちなみに、日本では、基本的に、大みそかにごちそうを食べる習慣がないのです。大みそかは大掃除をして、年越しの最後の作業、だから「年越しソバ」という、簡単なおそばで済ませる習慣があったのです。そして、年が明けてから「おせち料理」で、豪華に新年を祝うというのが一般的。昔は家族そろって紅白歌合戦を見て新年を迎えるというのが日本人10人のうちの7人ぐらいの行動パターン(視聴率が70%ぐらいあったので。)

 ②春節に欠かせないお菓子や飴、果物、ナッツ類などの「年貨」を用意しなければならないのです。

 ③お土産。春節のお土産に食料品は主流ですね。高級なお酒、お茶、果物など。ネット調查では、平均500元ぐらいかかるそうです。多い方は1萬元以上かかるという。

 食を大切にしている中華民族、祝祭日の伝統行事はほとんど食事と関係がありますね。昔、生活條件がいまほど良くなかった時期、せっかくの春節ですから、みんな普段よりちょっと豪華なものを食べるのを期待していましたが、今では、何を食べるのかは大切ではなく、その雰囲気が何より重要ですね。そのため、春節の食に膨大なお金をかけるのです。

 ● 衣(衣裝)

 昔の伝統によりますと、春節は一年の始まりですから、新しい服を著る習慣があります。特に、子供です。ですから、春節に合わせて、家族のお年寄りや子供に新しい服を買う人が多いようです。これは少なくとも千元近くかかりますね。

 これは、日本でも同じようなところがありますね。お正月近くに買ったものは。「お正月になってから來ましょうね」と言われた記憶があります。新しい服を買えば中國と同じぐらいの費用はかかります。

 ●旅(出かける費用)

 裏帰りの交通費はもちろん、春節の連休を利用して、親戚の家を回ったり、また國內旅行や海外旅行に出かける人がどんどん増えていますね。これもずいぶんお金はかかります。渡航費や宿泊費用のほかに、娯楽や買物の費用も欠かせませんね。いろいろ合わせると、無視できない金額になりそうです。

 中國は、日本と比べて、交通費はかなり安いが、旅行に出ると、確かにかなり費用がかさみます。日本の場合は裏帰りか、旅行かというどちらかを選ぶ人も最近では多くなりました。

 話題2:<データから見る>

 ● プラス面

 春節を過ごすには、どのぐらいの予算を用意すれば良いのか、具體的なデータから見てみましょう。商務省の統計によりますと、2012年の春節7連休、中國で小売業と飲食業の販売額は4700億元に達し、2011年の春節より16.2%増えました。さらに、小売業のうち、アパレル、ジュエリー、食料品の販売額はTop3となり、それぞれ18.7%、16.4%、16.2%伸びたということです。

 いずれも二桁以上の伸びになりますね。今年は物価の上昇要素などを考えると、二桁の伸びを維持するだけでなく、20%以上の伸びを実現すると予測できますね。成長を続ける中國ならではの數字ですが、この數字をみると、春節の「経済、企業活動」に與える役割はとても、大きいですね。バレンタインデーみたいなイベントデーは影響を受ける業界が限られていますが、春節はすそ野が広いので経済効果も大きいですね。

 ● マイナス面

 一方、春節の消費によるマイナス効果もあります。北京市発展改革委員會のデータによりますと、去年の春節期間中、北京市では、毎日食べ殘しなどの生ゴミは1200トンに達したということです。特にレストランや料理屋では、春節期間中の食べ殘しは平日の3、4倍以上も多いのです。多くの料理は箸も付けられずに殘されたのです。

 今年、食べ殘しの持ち帰りキャンペーンや、通常より半分の量の注文、「食べ終わるまで綺麗なお皿」など、様點な浪費撲滅キャンペーンが展開されていますね。その効果を期待しています。

 さらに、いま、中國では、一年中春節の期間だけ、爆竹を鳴らすことが許可されていますね。爆竹や花火を鳴らすことは、祝祭日の雰囲気を賑わす一方、大気汚染を招く恐れがありますね。環境保護部門のデータによりますと、去年の舊正月大晦日、北京市では、爆竹を鳴らすことによって、PM2.5の濃度は1立方メートルに1593マイクログラムに達したという驚くほど高い數値に達しました。

 特に最近、北京のスモックはひどくて、青空と綺麗な空気は待ち遠しいですね。爆竹や花火を鳴らすことを控えて欲しいのです。

 一方は中華民族の伝統行事で、一方は日増しに高まる春節の支出。どのように倹約的に春節を過ごすのか、みんなの智恵が必要ですね。倹約の美徳を生かし、春節の支出をどのように有効に減らすのか、多くの人が考えています。そして、中國版ツィッターのマイクロブログでは、春節の予算を減らすコツが大公開されています。いくつかピックアップしてご紹介しましょう。

 話題3:<予算削減のコツ>

 ① ネットショッピング:春節に合わせて、デパートや百貨店では様點な春節セールやキャンペンが実施しますけど、やっぱりオンラインショップでの買物はお得ですね。デパートや百貨店で試著して、商品の番號を覚えてネットショップで検索すれば、同じ商品が出ます。全國各地の値段を比べられますので、一番安いのを選んで買えますね。

 ② DIYのプレゼントを用意する。春節になると、家族や親戚へのプレゼントに膨大なお金がかかりますね。実際のプレゼントを買うより、手作りのプレゼントはもっと有意義で予算の節約にもなります。例えば、手作りの家族の寫真アルバムやカレンダー、家族の集団寫真が印刷されたコップなど、ユニークなクリエイティブ商品。

 ③ 割引券を有効に利用すること。インターネットのチケットショップでは、映畫やカラオケ、観光地の入場券、溫泉券、レストランの食事券などの整理券や割引券が売られています。事前に計畫を立てて、割引券を購入すれば、ずんぶん節約できますね。

 ちょっとした工夫でお金の節約になりますね。後、今年の春節7連休の期間中、全國で高速道路は無料走行サービスを続けますので、マイカー旅行者にとってはいいニュースですね。人點の春節に対する期待、楽しみ、一方での環境問題。どう、折り合いをつけていくか、なかなか難しい問題ですね。中華民族の春節、せっかく家族団らんの楽しいひと時で、お金がかかるのも惜しくないんですが、低炭素ライフスタイルや環境に優しい生活モデルを提唱している現代人にとっては、やはり身近のことから、細かいところから工夫し、余計な予算を減らしてこの春節を倹約的、有意義に過ごしてほしいのです。(2月7日オンエア「イキイキ中國」より)

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