北京
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三山島金鉱
山東省資源局が招集した鉱物資源埋蔵量の専門家の見解に基づき、17日、中國東海岸の山東省萊州市西嶺村の金鉱探查プロジェクトで出された結論を承認しました。このことにより、西嶺金鉱の埋蔵量に200トン近い金屬としての金が追加され、同金鉱の金埋蔵総量は580トンになりました。西嶺金鉱は中國で発見された最大の単一金鉱で、世界的に見ても巨大な単一金鉱です。
西嶺金鉱は採掘中の三山島金鉱の深部にあり、その北側には中國で2番目に大きい単一金鉱の三山島金鉱海域金鉱があります。西嶺金鉱の探查埋蔵量が追加された結果、20平方キロメートル內の地域にある三山島金鉱帯は世界でも稀有な、確認された累計金資源量は、1300トンを超える金産出地帯になりました。
西嶺金鉱の特徴は、資源量が多く経済性に優れていることです。その主要な鉱脈の長さは最大で1996メートル、深度の幅は最大で2057メートル、鉱體の厚さは最大で62.35メートルとされています。品位については平均で、鉱石1トン當たり4.26グラムの金を含みます。1日あたり1萬トンの鉱石を採掘しても30年以上の生産が可能であり、潛在的な経済価値は2000億元(約3兆9289億円)以上と推定されています。
山東省は昨年以來、戦略的鉱物探查についての新たなラウンドの畫期的戦略行動を進めています。この行動は金、鉄、石炭、銅、レアアース、黒鉛、蛍石などの戦略的鉱物を中心に、鉱物資源の確保能力を向上させることが目的です。今回の西嶺金鉱の埋蔵量追加により、中國最大の単一金鉱の埋蔵量の記録が更新されました。山東省は中國一の金資源省の地位を、あらためて確固たるものにしました。(hj、鈴木)