王毅政治局委員　中日韓三國協力國際フォーラム2023の開會式で式辭

　中國共産黨中央政治局委員である王毅中央外事活動委員會弁公室主任は3日、山東省青島市で行われた「中日韓三國協力國際フォーラム2023」の開會式で式辭を述べました。

　王毅政治局委員は式辭で、「われわれは相互尊重と調和の取れた共存の原則を堅持すべきだ。中國、日本、韓國は過去數十年間にわたり相次いで持続可能な発展を達成し、近代化プロセスを成功させてきた。重要なことは、平和的発展の理念を堅持し、互いの核心的利益を尊重し、それぞれが選んだ道を理解することだ。中國、日本、韓國はいずれも経済のグローバル化の恩恵を受けている。これらは本質的に相互依存、互恵ウィンウィンの関係だ。われわれはパートナシップの意識とグローバルな視野を持ち、互いの発展を自らのチャンスと受け止める必要がある。中國はレベルのさらに高い対外開放を強力に推進する。日本と韓國が中國の質の高い発展の特急列車に乗車することを歓迎する」と述べました。

　王毅政治局委員はまた、「われわれは自主、団結、自立を堅持せねばならない。中國は引き続き自主的かつ平和的な外交政策を堅持し、狀況や是非に基づいて自主的に決定する。中國は、日本や韓國など地域諸國と仲睦まじく共存し、共に振興することを図ることを約束する。中國は日本や韓國、そして世界各國との関係の発展を尊重する。ただし、いかなる関係も、その隣國を封じ込めたり包囲するために利用すべきではない」と強調しました。（hj、鈴木）