八月の西安は、乾燥した暑さが次第にやわらいでいき、西安市雁塔區小寨十字の北西に位置する興善寺西街には、延點と數百里(1里は500メートル)続く古本露店におしゃれなレストラン、本屋、喫茶店が靜かで古風あふれる通りの両側に軒を連ね、同時に悠久の歴史と青春の活力が感じられる。夜のとばりが降り、雰囲気満載の照明と躍動感のある音楽に囲まれ、熱気あふれるナイトライフを迎えた街で、消費者は目移りするクリエイティブバザールをぶらつきながら、西安の魅力を満喫する……。
興善寺西街の案內看板(撮影:楊海娣)
互いに引き立て合う樹木と古風な建築物(撮影:楊海娣)
MAKE美術館(撮影:楊海娣)
夜のとばりが降りると露店が続點と営業を始める(撮影:楊海娣)
興善寺西街はかつてはただの通りで、多くの人の記憶に殘っているのは低い家屋に古い建物、古びた小寨農産物市場である。
2018年9月、興善寺西街の「興善雅集」プロジェクトが始動されると、さまざまな大型テーマイベントが相次いで開催され、雁塔區初のナイトタイムエコノミーに力を入れた興善寺西街歩行者天國商店街が完成し、一連の措置によって古い街に活気が戻った。
現在、この通りには古風な寺院、伝統的な人文書籍を取り扱う露店、流行をリードするナイトバザール、洗練された美術博物館など、至るところで歴史と流行、伝統と現代がぶつかり合い、さまざまな流行の要素がこの古い街に新たな気風をもたらし、新たな活力を注入し、この地を西安の若者の人気スポットにしている。