大連の海上空港建設に期待=日本航空赤坂祐二會長

|CRI Online|Published:2025-01-13 17:04:38

「日中間の人とモノの往來が大幅に増える中、大連は日中間の新しい人流物流拠點に発展する可能性がある。海上空港である大連金州灣國際空港の完成は、その可能性を確かなものにするだろう」大連市名譽市民で日本航空株式會社代表取締役會長の赤坂祐二氏は、大連の発展への期待をそう語った。

大連の海上空港建設に期待=日本航空赤坂祐二會長

「大連市名譽市民」の稱號を授與された赤坂祐二氏(左) 寫真提供:日本航空株式會社

1997年の大連─大阪線就航以來、大連は日本航空にとって中國で3番目の就航地となった。翌年1998年には、大連─東京(成田)線を開設した。この27年間、離著陸を繰り返す無數の飛行機は、両地點の山海を越えた友情の証となっている。

「大連─東京(成田)線は、弊社の中國路線の中でも長い歴史を持つ重要な路線として運営してきた」と赤坂會長は語った。新型コロナ感染拡大初期において、航空會社各社は中國本土路線を1路線のみ運航が認められる狀況であったが、同社は大への就航を堅持した。

「弊社はこの『空の架け橋』を守り抜くことができたことをとても誇りに思う」と赤坂會長は語った。當時、JALにとっての日中間の唯一の玄関である大連を経由し、12萬人以上の乗客が両地點を行き來していたという。

大連の海上空港建設に期待=日本航空赤坂祐二會長

2023年7月、大連─東京(羽田)就航 寫真提供:日本航空株式會社

「空の架け橋」としての役割を果たし、大連ないし中國東北地域と日本の地方との間の往來を促進すべく、大連─東京(羽田)は2023年7月に就航を実現した。

「この路線は中國東北三省で唯一の羽田線であり、好評をいただいている」と赤坂會長は語った。

2023年10月、赤坂會長は「大連市名譽市民証」を授與され、初めて大連を訪れた。「大連を訪れるのは初めてだったが、皆さんが親切で、昔からの友人のように接して頂き、その溫かさに何か懐かしさを感じた。自動運転のバスも體験した。大連は新しい技術に寛容で意欲的な都市だ」と同氏は語った。

大連の海上空港建設に期待=日本航空赤坂祐二會長

東京で開催された「大連市日中友好人士懇談會」でスピーチする赤坂祐二氏(左から3番目) 寫真提供:日本航空株式會社

「大連は、ビジネスや観光など多くの分野でポテンシャルを秘めており、さらなる人流物流の増加は、航空需要のさらなる拡大に繋がることが期待される」そう語る赤坂會長は、地域の繁栄と航空インフラの発展は表裏一體であると考えている。「今年は日中航空路線就航50週年に當たる。大連と日本の信頼と友好をより強固なものにしていくのが名譽市民の役目と理解しており、これからも力を盡くしてまいりたい」と同氏は語った。

Share This Story
Explore ChinaNews
  • Tel:+86-010-68891122
  • Add:16A Shijingshan Road,China.100040

Copyright ©1997- by CRI Online All rights reserved