農業の「スマート化」を実現した陝西省渭南市へ中央アジアの農民が再訪し栽培ノウハウを學ぶ

|CRI Online|Published:2025-06-23 13:28:38

「スマートコントロールを搭載した灌漑システムのしくみについて教えてください」

「モデル園で栽培されているブドウの品種は何種類ありますか?」

渭南ぶどうモデル園のハウスでこのほど、一風変わった研修授業が実施された。ウズベキスタンとカザフスタンから來た學生と講師との交流が繰り広げられ、大いに盛り上がった。ここはまさに2025年第1期中國-中央アジア5カ國職業農民研修班の実習現場だ。

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研修現場 撮影 呉明玲

ウズベキスタン出身のサルドール農場のマネージャー兼エンジニアであるジャスール・ドゥフラエフ氏(Duvlaev Jasur Bakhodirovich)は、「今日の授業はブドウ栽培技術に焦點を當てた內容で、非常に有意義な授業だった」と話した。

ジャスル・ドゥフラエフ氏が中國で研修に參加するのは今回で2回目だ。2023年に中央アジア5カ國を対象にした職業農民研修の第一陣として參加して以來、彼は中國の先進的な農業知識に強い関心を持っている。帰國後は學んだことを生かし、自身の畜産場を拡張しただけでなく、昨年はさくらんぼの木を植えた。

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真剣に講演を聞くジャスル・ドゥフラエフ氏(左から1人目) 撮影 呉明玲

今回の中國再訪の思いについて、ジャスル・ドゥフラエフ氏は「今年は點滴灌漑技術をより深く學び、ブドウ栽培技術を身に付けたい。帰國したらブドウの栽培面積を増やしたい」と述べた。

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渭南のワイン生産について學ぶ様子 撮影 彭一鵬

中國-中央アジアサミットの陝西関連成果を生かすため、渭南は3年間で中央アジア5カ國を対象に300人の職業農民を研修として受け入れる計畫だ。現在、150人以上の學生が渭南で技術や知識を身に付け、中國の農業技術と経験を伝播する「使者」となっている。

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